研究室紹介

環境生理学研究室紹介

山梨県は自然に恵まれています。その自然は、単に豊富であるというだけでなく、多様性に富み、適度な緊張感を感じさせます。環境生理学研究室では、山梨県の自然環境を構成するさまざまな要因が、人の心と身体にどのように影響するかを実験的に明らかにし、健康で快適に暮らしてゆくための環境づくりに関する基礎知識を、広く社会に提供することを目指して研究を行なっています。

特に最近では、地球上に人が生存し続けるために循環型社会への移行が必要であると言われています。循環型社会では、今までのような利便性に満ちた生活とは異なる新たなライフスタイルが求められています。新たなライフスタイルの満足度を向上させ、生活の質(Quality Of Life:QOL)を維持するためにも、郷土の自然資源を活用して、健康で快適な生活環境を作りだすことが必要です。

このような目的のため、環境生理学研究室では、脳科学、生理学、心理学などの手法を統合的に用いて学際的な研究を行なっています。