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【 成果の行政利用 】
 環境計画学研究室では、特定研究をはじめとする行政課題の解決を目指す研究を多く行っています。その成果のうち主なものをここに挙げています。
1)植生による水質浄化(甲府市内・一級河川濁川)
 特定研究の成果を活かして、流速の制御と土壌間隙水と表流水の交換の促進によって河川水の水質を少しでも向上させる取り組みが行われています。水量が少なくなる冬季の水質を良くする効果が確認されているほか、生き物に隠れ場所を提供して、魚などの水生生物も豊かになります。
 → 地図(Google map)新しいウィンドウで表示します。
2)学校林活動(県内各所)
 学校と関わりのある林を教育に利用しようとする取り組みです。研究所発足当初から、学校林活動の教育効果、里山保全における意義や地域文化の継承における意義などを解説し、普及に努めています。
3)山梨県緑化計画
 衛星画像処理技術によって緑被率を推定する手法を開発して、精度の限界はあるものの、きめ細かく地域のみどりの状態を把握できるようにしました。
 これによって県民一人一人にどのような環境を提供する事が県の緑化における責務であるかが明確に認識できるようになりました。また、県内のどの箇所で緑化の必要性が高いかが明確になるため、効率化、重点的な施策が可能になりました。
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【 利用可能な成果 】
山梨県1975-1976年撮影空中写真オルソ画像(全体)
山梨県1975-1976年撮影空中写真オルソ画像
ホームページ用に画像サイズは縮小してあります
一部エリア拡大
甲府駅周辺(新しいウィンドウで拡大表示されます。) 環境科学研究所(新しいウィンドウで拡大表示されます。) 富士山火口を拡大(新しいウィンドウで拡大表示されます。)
基盤研究「地理情報システムの開発と地域生態系計画への展開」において、土地利用と土地被覆状況の変化について基準となる画像情報を作成すること、また、衛星画像および各種地理情報等の幾何補正の基盤とすることを目的として、1975年国土地理院撮影の空中写真を用いたオルソ画像を作成しました。
 1975年国土地理院撮影空中写真はほぼ同時期に同一仕様で全国を撮影した唯一のカラー空中写真であり、同一仕様で県内全域をカバーし得ること、時代的に1947年米軍撮影空中写真と近年の空中写真・衛星画像の中間に位置し遡及的に作業する目的でもモニタリングに用いる目的でも有用であることなどの利点があります。
 本研究室でのオルソ画像の用途は1975年時点の土地被覆状況の調査、1947年・1997年その他の空中写真の幾何補正、衛星画像の幾何補正等です。幾何補正では従来使用していた2万5000分の1地形図では目標物を精度20m程度で記号化して記載しているため、作業が困難で信頼性を欠いていましたが、オルソ画像によって高精度の作業が可能になりました。
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