2005環境体験講座 エコ工作『牛乳パックを利用した紙粘土作り』  実施報告
9/23(秋分の日)、大切なリサイクル資源である牛乳パックを利用して、エコ工作「紙粘土づくり」に取り組みました。

受付。参加者は12名でした。

はじめの会。全体の説明。


紙パックのリサイクルについての講義。

作業開始。材料の紙パックにポリエチレンフィルムが貼られているのを確認。

ポリエチレンフィルムをはがす。できるだけ薄く。紙繊維をたくさん取れるように。


取り出した紙繊維を細かくちぎる。おおむね2cm程度。

ミキサーに紙繊維と水を入れ、ドロドロになるまでかくはんする。


10秒程度回すごとに、紙繊維のほぐれ具合を確認する。

ザルにあけて、一度水を切る。

紙繊維と水の重さを調整する。


エコ粘土の素(ベントナイトとカオリンクレー)を加えて混ぜる。

適当な固さになるよう調整する。

全員、手が真っ白。

できあがった紙粘土。持ち帰って作品にする。

後片づけ、まとめをして解散。

参加者のみなさんの感想(アンケート記述の通り)

・ これから紙粘土を作り楽しみます。とても楽しかったです。ありがとうございます。
・ 紙パック一つとってみても、再認識させられた部分があり、びっくりした。
 (紙パック6枚で1ロールのトイレットペーパーができる、等)
・ トイレットペーパー、ティッシュが何枚のパックからできるかその枚数を知らせ、回収箱にもリサイクルの現実を知らせることを義務づければもっと各人が意義を感じると思います。
・ 紙粘土工作以外に、リサイクルの事等、スライドを通して知る事が出来てとても良かったと思います。
・ 普段何気なく捨てている様な物も、時間やお金、手間をかけて出来上がった大切な物。これを捨てればゴミ、使えば資源なのでこれからも色々と再利用して使っていきたい。こういう環境教育はとても大切だと思う。スタッフも皆、丁寧で優しく指導してくださる。もっと沢山の人に参加してもらえたらいいと思う。自分で何かを作るとても楽しい体験でした。

            など


山梨県環境科学研究所 環境教育スタッフ室
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