2006環境体験講座 エコ工作『牛乳パックを利用した紙粘土作り』  実施報告
9/23(秋分の日)、大切なリサイクル資源である牛乳パックを利用して、エコ工作「紙粘土づくり」に取り組みました。

受付の様子です。参加者は18名でした。

はじめの会の様子です。スケジュール等の説明をしました。


紙パックのリサイクルについて講義をしました。

作業開始です。材料の紙パックにポリエチレンフィルムが貼られているのを確認します。

ポリエチレンフィルムを、向こうがすけて見えるくらい薄くはがします。


取り出した紙繊維を2cm四方くらいに細かくちぎります。

ミキサーに紙繊維と水を入れ、ドロドロになるまでかくはんします。


紙繊維のほぐれ具合を確認しながら、何回かに分けて回します。

ザルにあけて、一度水を切ります。

紙繊維と水を合わせて重さが250gになるように調整します。


エコ粘土の素(ベントナイトとカオリンクレー)を加えて混ぜます。

なめらかになるまで、混ぜ続けます。

できあがった紙粘土はラップに包んで持ち帰り、作品にします。

全員が協力して後片付けをしました。

おわりの会。まとめ、質疑応答、アンケート記入などをして解散しました。

参加者のみなさんの感想 (一部編集)


トイレットペーパー1ロールが牛乳パック6枚で作れる事を知り、驚いています。
実習の前にしていただいたお話が良かったです。普段知らない牛乳パックのリサイクルの話がなるほどと思えることも多く、ためになりました。また、実習をやってみて、やはり手間のかかることでも実際やれば役に立つのだなあと思いました。
材料を複合して作っている製品が世の中ほとんどで、リサイクルの難しさの一因になっていると思った。
今、再生紙が流行の様になっていますが、自分で再生紙を作るというのがとても大変だというのがわかりました。
とても楽しく参加させて頂きました。紙粘土の作り方が学べて良かったです。牛乳パックのフィルムはがしに手間がかかるのには驚きでした。
子供が顔に粘土をつけながら楽しんで工作をしているのを見て、これが本来の子供の姿だと思いました。

山梨県環境科学研究所 環境教育スタッフ室
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