今回の観察会を通して、富士山や植物について思ったことをお書きください。
（五合目の植物について）
・たくさんの植物の名前、特徴、植生など知ることができた。植物の分布についてもわかりやすく説明していただきとても良かった。
・富士山は垂直分布の移り変わりをすべて一度に見ることができる貴重な山で、植物たちが長い年月 をかけて少しずつ進化している様子がよく分かった。
・富士山の森林限界を実際に見ることができ、富士山の自然を理解でき大変よかった。
（生きていくことの素晴らしさについて）
・自然の厳しさ、共生の素晴らしさと共に、自らの命を守ったり子孫を残すための自然との戦いなど、 高山植物の力強い生命力の素晴らしさを感じ取ることができた。
・いつも家から見上げていた富士山に生きる植物を現場で目にすることができて厳粛な思いであった。 とりわけ高山帯に生きる植物がぎりぎりで生き抜いていく有様とその思想は、人の人生の生き様にも 匹敵するものと深く心に刻み込まれた。しかし、人は人間になっていく上で、生きる環境を自ら選択し また改革することもできる生き物である。オンタデ・シラビソ・イタドリ・・・・・に負けないで生きていきた い。
・自然は私たちが考えている以上に素晴らしく、生きることの大切さを改めて学んだような気がする。
（環境保全の大切さを）
・いろいろな植物が生きていくために様々な仕組みを持っているということそのものに感動した。富士 山に開発の手が進んでいることや演習場があることなど・・・、改めて富士山の固有の自然を自然の まま残しておきたいと思った。
・厳しい環境で育っている植物を見ると、富士山はまだ若くたった１万年しか経っていないということが よくわかる。しかし、私たちは環境を変えようとしている。しかも悪く。短い一生なのに。植物たちにゴ メンナサイです。
・地元にいながら知らないことが多く、この観察会で多くのことを勉強させてもらった。これ以上開発が 進まず、富士山の自然が守られてほしいと思った。
・何処にも負けない自然遺産があることに気付いた。やはり「世界遺産」にふさわしい。
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