散乱ゴミの様子,参加者が気づいたり考えたりしたこと(ワークシートより抜粋)

市街地の散乱ゴミ
・駐車場のわき…カン,傘のほね,マックのゴミ,車のシート,発泡スチロール,ガム,たばこ,おかし,車の
 部品入れ,紙コップ,洗剤容器,プラスチック,コンビニのゴミ,ペットボトル。
・ゴミを軽々しく捨てている人がいて,自分が食べたり飲んだりしたものに責任をもって欲しいと思った。また,
 ゴミを拾う人の気持ちをもっと考えてほしいと思ったし,地域に住む人々にとって,マナーがとても悪いと思う。
 そして市町村などで,家庭のゴミをリサイクルや資源化物に出してほしい。その地域のゴミ対策を考え,協力し
 てほしい。
・木[街路樹]が植えてあるところにたくさんビンとか缶があった。
・使えるものは最後まで(使えるまで)つかってほしい。
・最後まで責任をもってほしい。
・いつもなにげなくみている昭和通りだが,きちんとみてみたらすごくごみがあった。
・ペットボトルはリサイクルできるのになあ。
・ちゃんとごみ箱にすてなきゃだめー!
・自分さえよければ他人はどうでもいいという自己虫が多いのかと少し悲しくなりました。
・信号のそば,たばこの吸殻が多い。はこもけっこうすてられていたのには驚いた。
・コンビニごみも多かった。予想通りは空き缶の多さ。
・自分の目の前からゴミがなくなればという発想を変えないことには。「水に流す」ではだめ。


河口湖湖畔の散乱ゴミ
・河口湖畔のゴミ…缶,おかし,ティッシュ,釣り具,たばこ,釣り糸,コンビニの袋,パン,紙,魚。
・「やはり河口湖」というような感じでした。釣り具の中でも釣り糸やワームなどがたくさんあり,その釣りを
  しにきた人たちの食べ物などが捨てられていました。「やはり」と思っている私たちのその意識を変えていく
 ためにも,ゴミをへらしていかなければいけないと改めて感じました。
・ワームや釣り糸があった。ワームには針がついているものもあって,鳥がこの針がついたワームを食べるかも
 と思うとショックだった。
・魚の死体がたくさんあった。つりにくるのはいいが,ゴミを持ち帰ってほしい。
・人間は悪いなーと思った。なんで人間がゴミをすてるのかわからない。
・たばこがいっぱいあった。
・釣り糸,針,ワームがたくさんおちていて,人間以外への影響が心配。
・釣り人のマナーの中に,ぜひ糸の回収を徹底してほしい。


樹海の散乱ゴミ
・樹海道沿いのゴミ…クレジットカード,カン,たばこ,おかし,ツナ缶,しょうゆ,車の部品,プチプチ,
 ビニールのロープ,コンビニの袋(食べ物),大量の空き缶,車に入れるもの。
・樹海の中…ガスコンロ,タイヤ,みかんの缶
・少し歩いただけでものすごい量のゴミがあった。自然の中にゴミを捨てても,土に変えるわけがないのに。
・1人が捨てれば同じ場所にみんなポイポイ捨てると思った。
・ゴミが投棄されていた場所…道路の両側,車を止められる所,人が集まる所,洞窟など
・大きなゴミがたくさんあった。
・車からゴミを捨てると事故にあわないかなぁと思う。
・ちょっとでもいいからゴミを減らしたい。
・樹海の道路脇には車からのポイ捨てをした様な空き缶が多く見られ,少し入った所はタイヤ,バケツ,発泡
 スチロール,クッションなど大きなゴミがあった。軽自動車もある。風穴のなかにも缶詰など少ないがゴミ
 が見られた。なんとか対策はないものかとがっかりする。


橋の下の散乱ゴミ
・大きなゴミが比較的多く,そのゴミをわざと捨てた人の気持ち(捨てたときの)がわからない(疑問)
・拾えるゴミを見て終わるのではなく,少しでもいいから拾う意識をもってほしい。
・いろんな物がたくさん落ちていた。ここまでわざわざゴミをもってくるくらいなら家で処分してほしい。
・ここにあるゴミは,まだ使えるものがとても多い。
・橋からゴミは投棄しやすい。
・まだ使えるスコップがあったからもったいないなと思った。
・あんなごみがたくさんでみんなひどいことをしたらダメー!
・臭いものにふた,水に流そうという習慣が悪く残ってしまったのか,きれいな風景にはあわないゴミの多
 さにおどろきました。残念でなりません。一人一人が自己責任を持って日々の暮らしをみつめ直していけ
 たらと思います。


環境への影響を知って
・何気なく捨てられたゴミが全然知らない場所で影響を及ぼしているとは思わなかった。今日いろいろなとこ
 ろでゴミを拾ったけれども,捨てている人は「だれにもめいわくかけてない」と思っているけど,あんなに
 ヒナが苦しんでいる。それを捨てている人に知て欲しいし,自分も心がけたい。
・僕たちが何気なく出しているゴミがこんなに影響を与えているとはおもわなかった。
・人間も結局自然の一部なのだから(人間だけではいきていけない)私たちの行動は必ず私たちに返ってくる
 ということをわたしも含めて自覚しなければいけない。
・以前,ウミガメがビニール袋をくらげと間違って食べて死ぬという記事もありましたが,人間の出したゴミ
 によって生命をうばわれるたくさんの事実があることをあらためて知らされました。私たちは自分の目の前
 にそのことがなければ問題がないと勘違いしてしまいます。ここにゴミがなければよしではない。別のその
 場所で問題が発生している。いつか自分に回りまわってくるのだから,すてるということをやめなくてはい
 けない。


心に残ったこと,考えたことなど
・自分が考えていた以上にゴミが多くてビックリした。そして,ゴミをぜったいになくしていかなくてはいけ
 ないと改めて思った。
・これからはみんなによびかけていきたい。
・ゴミを減らすには自分が努力しないとゴミを減らせない。
・リサイクルできるものは資源ゴミじゃなくて資源化物だとわかった。
・車でサーッと通っているときれいな景色しか見えないが,歩いてみてこんなにゴミが多いことにおどろきま
 した。2日間の体験では,分別がきちんとできていなかったりよごれたままのも多いことをかんじた。
・ゴミ処理場,処分場,みんな自分のところにきたらいやだ。迷惑だ。でもゴミは増え続けている。どこかに
 おしつけなくてはいけない。それは結局弱いところ(弱い者)のところへ行く。捨てられたゴミも同じ。結
 局野生動物が犠牲になっている。環境のことに本気でとりくまないといけない。このままいったらこの子た
 ちが大人になるころ大変なことになる。あらためて実感しました。もしかしたら最大のゴミが放射性廃棄物
 ではないでしょうか?
・コーヒーやビールの缶や掌中のペットボトルとかタイヤとか大人が捨てた様なものがいっぱいあった。大人
 がだらしないから子どももそういうことをしてもいいとおもってしまう。
・このままでいくとどうなるか。