環境科学講座

 

「山梨のシカを考える」

〜人間はシカを管理できるのか?〜

 山梨県では近年、ニホンジカの生息頭数と分布域が社会問題化しています。農業地域に進出したシカは、農作物を食害し、林業地域に進出したシカは、造林木の稚樹や幹を食害し、天然林に生息するシカは、森林の更新を阻害し、亜高山帯や高山帯に進出したシカは、貴重な高山植物を食べてしまっています。そこで本講座では、シカとその影響について現状と課題を紹介するとともに、今後について議論します。

 

◆日時:平成25年5月25日(土)13:10〜16:45

 

◆講演者・演題

 

講演T

吉田  洋 (当研究所 研究員)

「シカってどんな動物?ニホンジカの生活史と富士山の現状」

講演U

長池 卓男 (山梨県森林総合研究所 研究員)

「ニホンジカの植生への影響と今後の課題

南アルプスと櫛形山の例から−」

 

講演V

土橋 宏司 (山梨県酪農試験場 研究員)

「ニホンジカの一時飼育と利用の可能性」

 

参加者の感想

 

 

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