環境健康研究部環境生理学研究室

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山梨県は富士山を始めとして、多くの森林などの自然に恵まれています。人は長年の進化の過程で自然環境の変化へ適応するシステムを獲得してきました。

最近では、地球温暖化に伴う熱中症や、反対に大寒波による被害なども問題となっています。また、世界文化遺産に登録申請中の富士山では、登山者の増大にともなって、急性高山病に罹患するリスクもあるといえます。劇的に変化する自然環境に適応することは、健康で快適に暮らしてゆくためには必要不可欠です。環境生理学研究室では、自然環境を構成するさまざまな要因が、人の身体にどのように影響するかを実験的に明らかにしようとしています。そして、人の自然環境への適応能に関する基礎知識を、広く社会に提供することを目指して研究を行なっています。

このような目的のため、環境生理学研究室では、主に生理学や脳科学的手法を用いて学際的な研究を行なっています。

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