Symposium Outline
近年、すべての人・モノがインターネットに接続されるようになったことで、情報通信が国の重要なインフラの一つとなっており、近い将来においては、人間の生命維持・社会経済活動を支える「ライフライン(生命線)」になると考えられます。
この「未来社会を支えるサイバーライフライン」を実現するためには、どのような価値が必要なのかを、産業、行政、学術の複数の視座で改めて深化させることを目的に、この度シンポジウムを開催いたします。これからの社会を支える企業、行政関係者、研究者に対して、各界の最前線で取り組む方を講師にお招きし、なぜサイバーライフラインが必要なのかを、具体的な活用・価値に基づいて議論いたします。
【サブテーマ】
富士山地域におけるDX推進に向けた
取り組みと成果・展開
Program
13:00~13:10
開会のご挨拶
藤井 敏嗣
(山梨県富士山科学研究所 所長)
13:10~13:30
ご講演①※リモート登壇
総務省の推進する
ネットワークインフラ整備
田邊 光男
(総務省 情報流通行政局 情報通信政策課 課長)
13:30~13:50
ご講演②
富士山とその周辺地域における
通信の現状
吉本 充宏
(山梨県富士山科学研究所 研究部長)
13:50~14:00
休憩
14:00~14:20
ご講演③
富士山での通信網整備の現状と課題
谷口 宏
(NECネッツエスアイ ネットワークソリューション事業本部 サービスソリューション事業部 モバイルソリューション事業部)
14:20~14:40
ご講演④
富士山地域におけるDX推進の取り組み
中尾 彰宏
(東京大学 次世代サイバーインフラ連携研究機構
機構長 / 大学院工学系研究科 教授)
14:40~14:50
休憩
14:50~15:10
ご講演⑤
火山観測におけるデータ通信
松島 健
(九州大学 地震火山観測研究センター 教授)
15:10~15:30
ご講演⑥
光ファイバーケーブルを用いた観測技術
田口 貴美子
(東北大学大学院理学研究科 助教)
15:30~15:40
休憩
15:40~16:00
ご講演⑦
KDDIにおける能登半島地震での
通信復旧対応と震災に備えた
取り組みについて
遠藤 晃
(KDDI株式会社 コア技術統括本部 エンジニアリング推進本部 エンジニアリング企画部 防災担当 エキスパート)
16:10~16:50
パネルディスカッション※50音順
富士山地域におけるDX推進に向けた
取り組みと成果・展開
遠藤晃、田口貴美子、谷口宏、
松島健、吉本充宏、
中尾彰宏(モデレータ)
16:50~17:00
クロージング
藤井 敏嗣
(山梨県富士山科学研究所 所長)
Program
13:00~13:05
開会のご挨拶
中尾 彰宏
(東京大学 次世代サイバーインフラ連携研究機構 機構長 / 大学院工学系研究科 教授)
第一部
- サイバーライフラインに関する分野
横断型研究会専門委員会 特別講演
13:05~13:20
ご講演①
自律分散型ロボットシステム
~通信を用いたロボット群の協調と
自己組織化~
淺間 一
(東京大学 東京カレッジ 特任教授 / 大学院工学系研究科 教授)
13:20~13:35
ご講演②
セキュリティを指向する
エレクトロニクスの分野横断研究
永田 真
(神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 教授)
13:35~13:50
ご講演③
レジリエントな通信システムに関する
学際的研究に向けて
和田山 正
(名古屋工業大学大学院工学研究科 教授)
13:50~14:00
ご講演④
首都高速道路における通信インフラの
課題と今後の可能性
小山 俊泰
(首都高速道路株式会社 技術部 施設技術課 係長)
14:00~14:15
ご講演⑤
噴火災害時に必要な情報共有と
求められる通信インフラ
本多 亮
(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター)
14:15~14:25
休憩
14:25~14:55
パネルディスカッション
日本における堅牢な
情報通信ライフラインの在り方について
淺間 一、永田 真、本多 亮、
和田 山正、中尾 彰宏(モデレータ)
14:55~15:05
休憩
第二部
- JST ASPIREプロジェクト 特別講演
15:05~15:20
ご講演⑥
6G for the Good of Society
Matti Latva-aho
(Director of 6G Flagship; Professor, Centre for Wireless Communications, University of Oulu, Finland; Global Fellow, School of Engineering, University of Tokyo, Japan)
15:20~15:30
ご講演⑦
Resilient Future Communications
enabled by
Open Radio Access
Networks
Abhimanyu Gosain
(Senior Director - Technical Programs (PAWR & WIoT), Electrical and Computer Engineering, Northeastern University)
15:30~15:40
ご講演⑧
Open 6G: Enabling an AI-Powered
Society through Open,
Programmable, and Intelligent
Networks
Tommaso Melodia
(William Lincoln Smith Professor, Electrical and Computer Engineering, Northeastern University; Director, Institute for the Wireless Internet of Things, Northeastern University)
15:40~15:55
ご講演⑨
知的環境のためのセンシング・
アクチュエーション・通信及び
知的信号処理基盤に関する研究
大槻 知明
(慶應義塾大学 理工学部情報工学科 教授)
15:55~16:10
ご講演⑩
次世代サイバーインフラの
インクルーシブな創成
中尾 彰宏
(東京大学 次世代サイバーインフラ連携研究機構 機構長 / 大学院工学系研究科 教授)
16:10~16:20
休憩
16:20~16:50
パネルディスカッション
未来社会における堅牢な
情報通信ライフラインの在り方
Matti Latva-aho、Tommaso
Melodia、Manu Gosain、
大槻 知明、中尾 彰宏(モデレータ)
16:50~16:55
講評
山中 直明
(JST ASPIRE 通信分野研究主幹 / 慶應義塾大学 未来光ネットワークオープン研究センター センター長)
16:55~17:00
クロージング
中尾 彰宏
(東京大学 次世代サイバーインフラ連携研究機構 機構長 / 大学院工学系研究科 教授)