研究所の概要
環境科学研究所が目指すもの
県民誰もが、安全で健康、快適な暮らしを送ることのできる「環境日本一 やまなし」の確立を目指します。
自然は、わたしたちの生活や行動によって汚れた空気や水をきれいにしたり、 気候を緩和するとともに、私たちの心にうるおいややすらぎを与えてくれます。
今日の環境問題を解決し、快適な生活をおくるためには、 こうした自然の恵みを十分に受けることができる地域づくりを進めるとともに、私たち自身、 環境に負荷をかけない生活に心がけ、 自然と人の生活とが調和した県土を築いていくことが不可欠です。
環境科学研究所は、本県の将来を見据え、予見的・予防的な視点に立った 環境行政の発展を支援することを基本姿勢として、「研究」、「教育」、 「情報」、「交流」の各機能を通じて、こうした県土の実現を支援します。
研 究 | 山梨の将来を見据え、「自然と人との共生」をテーマとした研究を進めることにより、地域の自然と人との生活とが調和し、自然が持つ浄化能力が十分発揮できる地域づくりを支援します。 |
教 育 | 子どもから大人まで、幅広い県民に環境学習の場や機会を提供することにより、県民一人ひとりが環境への関心を高め、日々の生活が環境に配慮したものとなるよう支援します。 |
情 報 | 環境に関する情報を幅広く収集し、わかりやすく提供することにより、県民の環境学習や環境保全活動、快適環境づくりに向けた施策や研究所業務の効率的推進を支援します。 |
交 流 | 県民や国内外の研究者が、環境をテーマとして交流する場や機会を提供することにより、環境保全活動や研究活動の活発な展開やネットワークの拡大を支援します。 |
組織
特別客員研究員 客員研究員 |
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施設
環境科学研究所の建物は、周囲の景観との調和に配慮するとともに、太陽熱・ 地熱・光・水などの自然の恵みを最大限に利用した施設となっています。
- 施設の規模
- 敷地面積/30ha
- 建物の概要
- 本 館 /2,501m2 鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨一部木造)地下1階地上3階
- 研究棟/3,429m2 鉄筋コンクリート造り地下1階地上2階
- 附属棟その他/466m2
- 合 計/6,396m2
- 本館
- 研究所を訪れる皆様に、環境について「知り」、「考え」、「交流する」場を提供しています。
- 環境学習室
- 研修室
- 環境情報センター
- ホール
- 会議室
- 談話室
- 研究棟
- 「自然」、「人」、「地域」の3つの分野から研究を進めています。
- 生態観察園、自然観察路
- 自然と親しみながら、富士山麓の動植物や、地形の成り立ちなどについて学習することができます。
- 環境学習室
- 参加体験型の学習機器により、誰でも自由に楽しみながら環境について学べます。
- 研修室(80席 車椅子用2席)
- 双方向の学習機能を持ち、映像や実験を取り入れた研修や各種セミナーなどを実施します。
- 環境情報センター
- 幅広く収集した環境情報をわかりやすく提供します。
- 図書閲覧コーナー
- ビデオコーナー(ブース2台)
- パソコンコーナー
- バードウォッチングコーナー
一般公開施設の利用案内
- 開館時間
- 午前9時〜午後5時 (最終入館は午後4時30分)
- 休館日
- 年末年始(12月29日〜1月3日)、臨時休館日