山梨県富士山科学研究所における課題評価の概要

  • 目的

  • 平成13年3月に策定された「山梨県立試験研究機関における評価指針」に基づき、評価の結果を試験研究費や人材など限られた研究資源の効果的な配分に反映させることなどにより、試験研究活動の活性化、効率化を図り、より優れた成果を上げること及び広く公開することにより、県民へのアカウンタビリティー(説明責任)を果たすとともに、試験研究機関の試験研究活動について県民の理解と支持を得ることを目的とする。

  • 課題評価の対象及び方法

  • 課題評価は、研究所で実施する調査・研究課題を対象 (他の機関から委託を受けた調査・研究課題は除く)とし、次の評価を行う。

    1.事前評価
    調査・研究課題の選定時に、研究の背景・ニーズ、研究目的・目標達成の可能性などを踏まえ、調査・研究に着手することの適切性・妥当性について行う評価
    2.中間評価
    一定期間を経過した時点で、進捗状況や社会情勢の変化などの観点から、当該調査・研究の継続及び見直しについて行う評価
    3.事後評価
    調査・研究終了後、研究目的・目標の達成度や成果の妥当性などについて行う評価
    4.追跡評価
    必要に応じ、調査・研究終了後から一定期間経過後、研究成果の普及・活用状況などについて行う評価