環境教育事業
富士山・火山写真展 
ラバウル火山
ラバウル火山,パプア・ニューギニア.カルデラ内にある小火山が1994年に噴火した.大量の火山灰が噴出したが,4万人の住民は無事避難した.この写真は噴火が収まりつつある時期の小噴火を示す.過去には大規模な火砕流噴火の歴史がある.
撮影場所:パプア・ニューギニア
提供者:荒牧重雄
 
カトマイ火山の溶岩ドーム
カトマイ火山の溶岩ドーム,アラスカ.カトマイ火山は1912年に大噴火をしたが,大量の軽石を噴出したのが画面中央の火口である.噴火の末期には,粘性の高い溶岩がせり上がってきて,溶岩ドーム(ノバラプタ)をつくった.
撮影場所:アラスカ
提供者:荒牧重雄
 
火砕流堆積物の奇妙な地形
オレゴン州クレーターレイク・カルデラから噴出した火砕流堆積物.浸食作用によって尖塔状の柱が生じた.堆積物の色は上部が灰色,下部は白色と異なっているが,その違いは噴出したマグマの組成の違いを反映している.
撮影場所:クレーターレイク(オレゴン)
提供者:荒牧重雄
 
浅間山
浅間山は典型的な日本の活火山である.安山岩質のマグマが爆発的噴火を繰り返し,火山弾を飛ばし,火山灰を風下山麓に降下させる.火砕流も発生する.明治以来100年以上もそのような中・小規模の噴火を繰り返してきたが,1783年(天明3年)には死者1,500人を出す大噴火をした.
撮影場所:浅間山
提供者:荒牧重雄
 
前掛山
浅間火山の最も新しいメンバーである前掛山.山頂火口から噴煙を吐いている.山腹の雪の上に見られる茶色のしみは,火山弾が着弾して土砂を撒き散らした跡である.火山弾は火口から最大4kmの距離まで飛ぶ.
撮影場所:浅間山
提供者:荒牧重雄
 
マウナロア火山とマウナケア火山
ハワイのマウナロア火山(上)とマウナケア火山(下).典型的な盾状火山で海抜4,000m以上に達する.しかし山体の傾斜が極めてゆるやかなので,富士山型の成層火山と比べると低く見える.実際には直径100km近くの巨大な火山である.ほとんど玄武岩の溶岩からなる.
撮影場所:ハワイ州,アメリカ
提供者:荒牧重雄

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